汚染水対策の“切り札”-「アルプス」試運転早々に不具合
2013/09/30 Mon. 07:23
東京電力は9月28日、福島第一原発の汚染水の放射能を低減させる「多核種除去設備(アルプス)」が試運転開始日の当日に不具合が発生し、汚染水の処理ができなくなったと発表しました。
現在、アルプスは3系統のうち他の2系統もトラブルで停止中。汚染水対策の「切り札」として約1ヵ月半ぶりの試運転再開でしたが、一日足らずでストップしてしまいました。原因は調査中で再開のめどはたっていません。
東電によると、アルプスは9月27日の午前0時4分に試運転を開始。同日午後10時37分に前処理設備の「スラリー」と呼ばれる廃液を排出するラインで流量が不十分なことが判明、そのため移送ポンプを停止したというものです。
アルプスは汚染水から62種類の放射性物質を除去する目的で導入。ただし「トリチウム(3重水素)」は除去できません。
3系統のうち、2系統は3月と6月にそれぞれ試運転を開始していましたが、処理前の汚染水を溜めるタンクの内側で腐食が見つかり8月上旬までに運転を取りやめていました。今回、試運転を開始したのは、3つ目の系統で1日の処理能力は250トンと言われています。
【出典参考】2013年9月29日付け「しんぶん赤旗」
■「原発を考える戸田市民の会」公式ホームページ
http://genpatsutoda.web.fc2.com/
■「原発を考える戸田市民の会」併設ブログ
http://genpatsutoda.blog.fc2.com/
■「原発を考える戸田市民の会」ツイッター
http://twitter.com/genpatsutoda
■「原発を考える戸田市民の会」ツイログ
http://twilog.org/genpatsutoda
現在、アルプスは3系統のうち他の2系統もトラブルで停止中。汚染水対策の「切り札」として約1ヵ月半ぶりの試運転再開でしたが、一日足らずでストップしてしまいました。原因は調査中で再開のめどはたっていません。
東電によると、アルプスは9月27日の午前0時4分に試運転を開始。同日午後10時37分に前処理設備の「スラリー」と呼ばれる廃液を排出するラインで流量が不十分なことが判明、そのため移送ポンプを停止したというものです。
アルプスは汚染水から62種類の放射性物質を除去する目的で導入。ただし「トリチウム(3重水素)」は除去できません。
3系統のうち、2系統は3月と6月にそれぞれ試運転を開始していましたが、処理前の汚染水を溜めるタンクの内側で腐食が見つかり8月上旬までに運転を取りやめていました。今回、試運転を開始したのは、3つ目の系統で1日の処理能力は250トンと言われています。
【出典参考】2013年9月29日付け「しんぶん赤旗」
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